英語の勉強メモ

英文中で出会った表現のメモや、英語に関わる文献のメモです。

2023-01-01から1年間の記事一覧

X it is

In Five Yearsという小説に次のようなセリフが出てくる。 I know I've won. "December?" I nod. "Okay," he says. "December it is." 「なんとかなった。『12月?』私は頷く。『わかったよ。』彼が言う。」 諸々の事情により彼氏との結婚をとにかく遅らせた…

whichの数値コメント用法

非制限用法のwhichのよくある使い方に数値情報にコメントする用法がある。 (1)I blurt out what’s happened, or as much as I know, which feels very little. (The Child I Never Had) ここでwhichの節はas much as I know(私が知っている限りのこと)…

語彙力で問題を解く1

今年の入試問題を見ていても、やはり結局語彙力が大切だなという認識に変わりはなく、むしろ強まる一方である。東大の正誤問題があまりに簡単すぎて拍子抜けだったが、その中では個人的には1問目が比較的面白かった。 The English language has no exceptio…

It doesn't matter wh SV

<It doesn't matter wh節>は「~はどうでもいい」という意味の定型表現で、wh節には未来の内容でもwillをつけないということになっている。普通の文法のルールに従って考えればこのwh節は疑問詞の作る名詞節のはずなので、それならば副詞節でないのだからw…

It [This / That] is just X ing構文

一定量小説を読んだり映画などを見ていると、繰り返し登場するパターンに気づくことがある。自分の授業でよく強調することの一つとして、「<意味上の主語+ing>という形式が具体的にどういう表現で登場するかには一定度の傾向があるので、高頻度に使われる…

as long asの使い方

受験ではas long as / as far asの識別ばかりがよく問題になるが、as long asは時間表現としても使われる点は忘れてはならない。そしてその場合、as long asはしばしばforの目的語として使われる。 (1)For as long as I could remember, I was afraid of …

better offの使い方

well offという熟語は受験でも定番だが、比較級になるとbetter offになる。これまで教えてきた経験上、このbetter offという表現はあまり使い方を分かっていない受験生が多いイメージがある。well offを比較級にしたもの、という知識しかないと使い物になら…

余分なas

やはり本来なくてもいいはずのものがあると面白い。最近読んでいる小説に次のような一文が出てきた。 (1) I know that. Lance knows that. Damn, even 'bloody Robert' as he shall now be forever known as, knows that. (The Night We First Met) 簡単に文…

忍法一語残し

英語に触れる量が圧倒的に足りてないということに今更ながらようやく気づき、昨年の11月くらいから適当に買った小説を色々と読んでいる。活字恐怖症の僕としてはかなり頑張っている方で、昨日までに300-350ページくらいの小説を6冊読んだ。 元々紙じゃないと…